■アーティスト：BREAD　（ブレッド）
■コンピレーション盤

■タイトル：　The Best of Bread
■リリース：　1973年3月
■媒体：　LP
■レーベル：　Elektra

全米チャートで2位にまで昇りつめる大ヒットとなったベスト盤。1枚目から1曲、2枚目から2曲、3枚目から4曲、4枚目から5曲と新しいアルバムから多くが選ばれているが、何故か5枚目の Guitar Man からは1曲も選ばれていない。（タイミング的なものか？）
作曲はデイヴィッドの曲が8曲（しかも A 面全て）、グリフィン/ロイヤーの曲が3曲、グリフィンとデイヴィッドの共作が1曲となっていて、ヒット曲の作者であるデイヴィッドの曲が多いという当たり前の結果になっている。

■タイトル：　The Best of Bread Volume Two
■リリース：　1974年5月
■媒体：　LP
■レーベル：　Elektra

前作の大成功に気を良くしたのか1年後に再び発売されたベスト盤第2弾。1枚目から2曲、2枚目から1曲、3枚目から1曲、4枚目から3曲、5枚目から5曲とこれまた新しいアルバムから多くが選ばれている。
作曲はデイヴィッドの曲が8曲、他が4曲となっていて、相変わらずデイヴィッドの曲が多い結果になっている。

■タイトル：　The Sound of Bread / THEIR 20 FINEST SONGS
■リリース：　1977年/2006年
■媒体：　LP/CD
■レーベル：　Elektra

イギリス発売されたベスト盤で A 面の一部を除き概ね発表順に曲順が並べられている。1枚目から5曲、2枚目から2曲、3枚目から3曲、4枚目から5曲、5枚目から3曲、6枚目から2曲と2、4枚目から多くが選ばれている。作曲はデイヴィッドの曲が12曲で、今までよりグリフィン/ロイヤーの曲にスポットが当てられた編集盤となっている。2006年9月に CD で再発された。

■タイトル：　Anthology of Bread
■リリース：　1985年/1989年
■媒体：　LP/CD
■レーベル：　Elektra

8年ぶりに出たベスト盤は前作の The Sound of Bread とほとんど同じ内容になっている。違いは B 面4曲目の Just Like Yesterday が Aubrey に差し替えられたこととジャケットのみ。CD も後に発売されている。

■タイトル：　The Collection （BREAD and DAVID GATES 名義）
■リリース：　1987年
■媒体：　LP/CD
■レーベル：　Telstar

おなじみの曲にデイヴィッドのソロから Lorilee (First)、Never Let Her Go （同名アルバム）、Took The Last Train、Goodbye Girl (Goodbye Girl) の4曲が加えられている。 ブレッドの曲は全てデイヴィッドの作品である。

■タイトル：　HEROES OF POP MUSIC / BREAD THE VERY BEST OF FEATURING DAVID GATES
■リリース：　1988年
■媒体：　LP
■レーベル：　Arcade Music

おなじみの曲にデイヴィッドのソロから Lorilee、Ann、Clouds (First)、Never Let Her Go （同名アルバム）、Goodbye Girl (Goodbye Girl) の5曲が加えられている。 ブレッドの曲は全てデイヴィッドの作品である。

■タイトル：　THE VERY BEST OF BREAD / 16 Great Songs
■リリース：　1988年/1989年
■媒体：　LP/CD
■レーベル：　Pickwick

恐らく LP 媒体で発売された最後のベスト盤。（CD も翌年10月に発売されたが曲順がB面→A面となっている）
Didn't Even Know Her Name が Gates/Griffin の共作である以外は全てデイヴィッドの作品であり、彼のソロアルバムからも３曲収録されている。

■タイトル：　Let Your Love Go: Greatest Hits
■リリース：　1992年
■媒体：　CD
■レーベル：　UCA

Make It By Yourself が Gates/Griffin の共作である以外は全てデイヴィッドの作品である。
80年代後半からブレッドと言えばデイヴィッド・ゲイツの作品という流れになっていることが分かる。

■タイトル：　Retrospective
■リリース：　1996年7月
■媒体：　CD
■レーベル：　Elektra

コンピレーション CD の決定版と言えば以前はこれだった。1st から8曲、2nd から5曲、3rd から8曲、4th から8曲、5th から5曲、6th から4曲、デイヴィッドのソロから10曲、グリフィンのソロと未発表曲から2曲、合計50曲をほぼ年代順に収録した2枚組 CD である。特徴としてはグリフィンの作品も軽視されていないことと未発表のデモが1曲含まれていること、デイヴィッドのソロから多数選曲されていることか。

■タイトル：　ESSENTIALS （DAVID GATES & BREAD 名義）
■リリース：　1996年9月
■媒体：　CD
■レーベル：　WEA International

定番曲に加えてデイヴィッドのソロから4曲が入っている。

■タイトル：　Guitar Man
■リリース：　2001年2月
■媒体：　CD
■レーベル：　Import

イギリスで発売された廉価版のコンピレーション CD。
何故かグリフィンのソロ（未 CD 化）にのみ収録されていた "That's All I Need" が含まれているマニア泣かせの1枚。

■タイトル：　The Best of Bread
■リリース：　2001年6月
■媒体：　CD
■レーベル：　Rhino

1973年に LP で発売されてベストセラーになったアルバムの CD 盤だが、新たに8曲追加されて別物となったため項目を分けた。
追加された曲のうち6曲は The Best of Bread Vol.2 からのもので、残り2曲は1st から何故か The Last Time、そして6枚目から Lost Without Your Love が選ばれた。

■タイトル：　3 for 1 Box Set
■リリース：　2001年9月
■媒体：　CD
■レーベル：　Warner

1st と4枚目（Baby I'm-A Want You）と5枚目（Guitar Man）を1つのボックスにまとめたオーストラリア盤。

■タイトル：　The Essentials
■リリース：　2001年9月
■媒体：　CD
■レーベル：　WEA International

カナダで発売されたベスト盤でこれといった特徴はない。

■タイトル：　The Love Album
■リリース：　2002年3月
■媒体：　CD
■レーベル：　Brilliant

グリフィンのソロ（未 CD 化）にのみ収録されていた "That's All I Need" が含まれている。

■タイトル：　Make It with You and Other Hits
■リリース：　2002年9月
■媒体：　CD
■レーベル：　Rhino Flashback

LP 時代を含めてたった10曲しか収録されていない編集盤はこれだけである。
しかも "The Chosen One" という微妙な曲が含まれている。

■タイトル：　Make It with You: The Platinum Collection
■リリース：　2005年9月
■媒体：　CD
■レーベル：　WEA International

ややクセのある選曲のコンピレーション盤。
各アルバムから3曲前後選ばれて年代順に並べられている。

■タイトル：　Definitive Collection
■リリース：　2006年3月
■媒体：　CD
■レーベル：　Rhino

年代順に収録された全30曲2枚組のコンピレーション盤。何故か Guitar Man と Lost Without Your Love からは収録数が少なくなっている。

■タイトル：　THE WORKS – A 3 CD RETROSPECTIVE
■リリース：　2007年8月
■媒体：　CD
■レーベル：　Warner

コンピレーションの決定版と見なされている3枚組 CD で、全部で53曲も収録されている。
ここでも最後の Lost Without Your Love からの収録が少なくなっている。