A面
1. Hooked on You (Gates) シングルカットされたが全米60位までしか上がらなかった。決して悪い曲ではないと思うが、決定的な魅力に欠けるのが災いしたのか。
2. She's the Only One (Griffin/Royer) グリフィン/ロイヤーの傑作の一つ。エレクトリック・ギターのボリューム奏法が印象的だ。
3. Lost Without Your Love (Gates) アルバムに先駆けてリリースされたシングルで全米9位の大ヒットとなった。
4. Change of Heart (Gates/Griffin) 美しいメロディーで完成度は高い。
5. Belonging (Gates) アコギとストリングスに典型的なデイヴィッド節。こういう曲をやらせたらやはり天下一品である。
6. Fly Away (Griffin/Royer) 今一つ印象に残らない曲。
B面
1. Lay Your Money Down (Gates) デイヴィッドによる元気の良いロック・ナンバー。
2. The Chosen One (Gates) 間奏のキーボードソロに時代の移り変わりを感じてしまう。
3. Today's the First Day (Griffin/Royer) この曲なんかもギターのプレイ、サウンドに新たな時代が感じられる。ストリングスがメロトロンっぽい音だ。
4. Hold Tight (Gates) これは中々よい曲。これもエレクトリック・ギターのカッティングがいかにも70年代後半。
5. Our Lady of Sorrow (Griffin/Royer) フェイザー?のギターバッキングがやたら耳に残る曲。
メンバー
David Gates - vocals, guitar, bass, keyboards
James Griffin - vocals, guitar, keyboards
Larry Knechtel- guitar, bass, keyboards
Mike Botts - drums
ブレッドのアルバムのうち最も冷遇されているのがこの Lost Without Your Love かも知れない。
人気のほとんどがタイトル・トラックに集中しているのに対し、他は Hooked On You と She's The Only One が僅かに支持を集めるのみで、大半が無視されている感じである。
このアルバムだけ制作時期が離れていて少し雰囲気が異なるため、それが原因なのかも知れない。
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