Long Live Love/青空の天使
(Song & Lyric by Valerie Avon/Harold Spiro)
Arranged by Nick
Ingman
B. Feldman & Co. Ltd. |
日本版 LP Long Live Love(EMI/EMS-80005)時間:2'43" | 日本版 CD Twin Best Now(TOCP-7321)ピーク:97.6% |
オランダ版 CD I Honestly Love You(SE 865722)ピーク:98% | 日本版 CD The Definitive Collection(UICY-1164)ピーク:97.9% |
日本版 CD The Best of Olivia Newton John(TOCP-50106)ピーク:99.9% | 日本版 CD The Best of Olivia Newton John(TOCP-53362)ピーク:97.9% |
彼女の初期の代表曲の一つであり、収録度合いも割とある方です。 CD の音は "The Definitive
Collection" 以外は似た音になっています。強いて言うなら、"Early Olivia" はややおとなしい、平たんな音で、"The
Best Of" (TOCP-53362) と"I Honestly" (SE 865722) は少しパンチの効いた音、"The
Definitive" は低音の迫力が増し明らかに他と違う音になっています。 |
歌詞
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対訳
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Long, long live love All the kids like
ten tin soldiers in a row Long, long live love On a wet day, dry day,
great to be a live day Long, long live love Oh Long, long live love
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愛よ永遠に 並んだ10人のブリキの兵隊のように じめじめした日も乾いた日も生き生きとした一日であることは偉大なこと 愛よ永遠に ああ、私たちが生き続ける限り |
※2011.4.6 竹内さんからのアドバイスで歌詞・対訳を一部変更しました。竹内さん、ありがとうございました。
ユーロビジョン・ソング・コンテストの曲です。優勝を逃したせいもあるのか、彼女はこの曲があまり好きではないようです。でもなかなかいい曲だと思うのは私だけでしょうか? マーク: あなたの曲には色んな違った要素が入りまじっているように見受けられますが・・・・・・ オリビア: そんなふうにおっしゃる方は少ないんですよ、ほとんどの人が私をカントリー・ウェスタンの歌手だと思われているんですけれど、ほんとうはそうじゃないんです。 マーク: そうですね。私はポップの要素もたいへんにあると思いますよ、「LONG LIVE LOVE」なんか。 オリビア: あれは全く違ったものなんですよ。TV のソング・コンテスト用のものに特に作られたもので私の代表曲にちょっとならないのですよ。あれが聴取者が選んだので、だから私の他の作品と違う訳です。 当時は何気なく読んでいたこのインタビューですが、今読むと頷ける内容ですね。これらはアメリカでのカントリーの受賞に関連した騒動や彼女の Long Live Love 嫌いの件を知っていて初めて分かる内容だからです。Long Live Love に関しては彼女がこの曲ではなく Angel Eyes を歌いたがっていたということがずっと言われていました。様々な機会にそのように公言していたようです。オリビアの場合 TV 番組で候補の6曲を歌い、視聴者の投票で決まったのが Long Live Love でした。この頃丁度彼女は EMI に契約を移そうとしていたのですが、このおいしい商売は取り合いとなり、シングル盤は PYE から、アルバムは EMI からリリースされました。シングルのリリースでも混乱があり、最初は Angel Eyes が A 面としてプレスされたのですが、視聴者投票の結果を受けて急遽 A 面が Long Live Love に変更されました。マトリクス・コードに変更の跡が残っていて突然の変更だったことがうかがえます。ちなみに原盤権は Festival Records International が握っていました。EMI はこの後の Have You Never Been Mellow の原盤権は手に入れましたが、その後オリビアが渡米してしまったためその1枚で終わってしまいました。(イギリスでの販売はその後も EMI を通じて行われましたが・・・) オリビアの Long Live Love 嫌いについて本人の口から直接確認したことはなかったのですが、たまたま YouTube で興味深いものを見つけてしまいました。 Olivia Newton-John - Long Live love これを見ると、自分の意思と関係なく Long Live Love をイギリスを代表して歌わなければならなかったとはっきり述べています。また「アバに負けた」とも述べています。しかしある人と出会って考えを改め、今では Long Live Love が好きになった(!)とまで述べているではありませんか!この言葉を裏付けるように2013年春のイギリスツアーでは Long Live Love をステージで披露!さらにメドレーで Angel Eyes とアバの Waterloo (!!!)まで披露!さらにびっくりなのはジョージ・ハリスンの What Is Life まで歌っている!(いずれの曲も上記の関連動画で見ることができます)もう完全に吹っ切れていますね。ぜひ来日して日本でもやってほしいものです。それにしてもオリビアがステージで Long Live Love や Waterloo を歌う日が訪れるとは・・・ びっくりですね。まあイギリス以外ではやらない可能性大ですけれど。
ユーロビジョン・ソング・コンテストでは優勝こそ逃したものの、曲に合わせて元気一杯の歌唱を聴かせてくれます。オリビアは美しいブルーのドレスで登場し、向かって右手には5人ものバック・ヴォーカルを従え、ステージと観客の間には Nick Ingman が指揮するオーケストラが元気のいい演奏を奏でます。
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