Don't Move Away
(作詞・作曲: Valerie Avon/Harold Spiro)

 

EMI HARMONIES LIMITED

 

時間:CD/3'03"

CD はデジタル・リマスタリングされていてかなり高音が強調されています。
音そのものはクリアで問題ありません。


 

歌詞
対訳

Hmmn..I wanted you
but I wouldn't let myself admit it
You know it's true and my love is here
So come and get it, too

I used to say I could take your love
or I could leave it
But here today
I'm confessing that I'm nothing without you

Don't move away
when you know I really want you
Let me show you that I want you
Let me love you like I want to
Let me try again
I won't say goodbye again
If you try again
you will never cry again

No, I used to feel
it would be so easy to forget you
Your love is real
and I know how many times I've let you down

Baby, Don't move away
when you know I really want you
Let me show you that I want you
Let me love you like I want to
Let me try again, I won't say goodbye again
If you try again
you will never cry again

Don't move away
when you know I really want you
Let me show you that I want you
Let me love you like I want to
Let me love you like I want to
Let me love you like I want to
Don't move away
Don't move away
I won't go, no, no
Please stay
Don't move away
Don't move away
I got you...

君が欲しかった
でも自分を抑えていたんだ
本物だって分かってるでしょ、私の愛はここにあるから
来て手に入れて

あなたの愛を手に入れることも捨てることもできるって自慢してた
でも今日ここで正直に言うわ
あなたなしでは私は何の価値もない

あなたが本当に必要な時に
離れて行かないで
君が欲しいってことを示したいんだ
私のやりたいように愛させて
もう一度トライさせて
二度とさよならは言わないから
もう一度あなたがトライするなら
二度と泣くことはないでしょう

いや、君を忘れることなんて簡単だと
感じていたものさ
あなたの愛は本物よ
何度あなたをがっかりさせたか分かってるわ

あなたが本当に必要な時に
離れて行かないで
君が欲しいってことを示したいんだ
私のやりたいように愛させて
もう一度トライさせて
二度とさよならは言わないから
もう一度あなたがトライするなら
二度と泣くことはないでしょう

あなたが本当に必要な時に
離れて行かないで
君が欲しいってことを示したいんだ
私のやりたいように愛させて
私のやりたいように愛させて
私のやりたいように愛させて
離れて行かないで
離れて行かないで
僕は行かないさ、行かないよ
行かないで
離れて行かないで
離れて行かないで
君を手に入れた...

 

 


1971年1月リリースのクリフ・リチャード名義のシングル "Sunny Honey Girl" のB面に収められていた曲です。作者が"Long Live Love"と同じですね。
デュエット・ボーカル、ベース、ドラムス以外は左チャンネルのストリングスと右チャンネルのエレクトリック・ギター(左チャンネルにキーボードのような音が聴こえるが、オーバー・ダビングされたギターかも知れない)だけのシンプルな構成なのですが、分厚い音に感じられます。
曲自体がよくできていて、全てにおいてそつがないです。さすが御大!
ちなみにこのシングルは同じ構成で日本でもリリースされました(Odeon Records OR-2737)が、モノラル盤でした。恐らく UK オリジナルのシングルもモノラルではないかと思われます。元音源に関係していると思われる 7YCA-32803 が日英両方の盤に記載・刻印されていることからラッカー盤、メタルマザー、メタルマスターいずれかを表す記号なのかな?と思います。

オリビアは既に恋仲だった Bruce Welch (The Shadows のリズム・ギタリスト)経由で Cliff Richhard と知り合い、映画 "Toomorrow" の失敗の後1970年11月16日にロンドンのアビーロード・スタジオでこの "Don't Move Away" を録音したのでした。1970年12月24日 BBC TV にて放映された The Cliff Richard Show にて オリビアとクリフは Don't Move Away を歌っています。翌年1月8日にシングルB面としてリリースされ、2月6日の It's Cliff Richard TV show の放映でもクリフとデュエットしています。残念ながらこれら2つの TV 収録は残っていないようです。その後 "It's Cliff Richard" に13週連続で出演を果たしています。

この "Don't Move Away" は Cliff の1970年のアルバム "Tracks'n Grooves" が CD 化された際にボーナストラックとして収録されました。(下写真)

 

またこの曲は1971年8月30日 BBC TV で45分の特別番組として放映された Getaway With Cliff (クリフと一緒に短期休暇)において別テイクが披露されました。その映像を YouTube で視聴できます。元のスタジオ録音はギターが目立っていましたが、こちらはピアノとストリングスで盛り上げています。ピアノは時期的に Alan Hawkshaw の可能性が高いと思います。画面にはステージで一緒に歌う場面がありますが、もしかしたらライブ収録なのかも知れません。拍手の音が入っているし、スタジオ・テイクと異なるエンディングの映像があるからです。しかし自転車のベルの音や自動車の音なんかもミキシングされていることから、拍手もミキシングの可能性があります。ボーカルが完璧すぎるので TV 局で録音したものに後から様々な効果音をかぶせたのかも知れません。しかしシングルB面の曲にこれだけコストをかけてしまえる、っていうのは単純に凄いですね。ライブ映像ではステージ上のオーケストラまで映っています。もちろんクリフのコンサートのあくまで一部ですから可能なのでしょうけど。

 

 

 

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