フォーマットのトラブル

 

 

慣れというものは時としてとんでもないミスにつながることがあります。
10年以上車を運転していても狭い駐車場等でバンパーをこすってしまう人は珍しくありません。

最近は以前ほど頻繁にパソコン・ショップを覗かなくなった私ですが、先日久々に某大手ショップに立ち寄ったところ、外付け Ultra SCSI 120GB ハードディスクが1万円ちょいで売られているのをみて衝動買いしてしまいました。
「何で今時 Ultra SCSI なの?」と思われるでしょうが、私のメイン使用の骨董 OS (Mac OS 9.1)は USB2.0 のドライバが存在しない(私の知る限りでは...)のです。
では Mac OS X 以前のユーザーはどうしているのかというと、IEEE1394 に走る人が多いようです。
でも外付け IEEE1394 ハードディスクって高いんですよね。何であんなに高いんでしょう?

実は試しに USB ハードディスクを使ってみたこともあるのですが、想像以上の遅さでとても実用に耐えるものではありませんでした。
昔の Macintosh には SCSI が標準で付いていました。SCSI と言っても SCSI-1 と SCSI-2(機種によってはもっと上位の SCSI を搭載するものもあった)ですからお世辞にも高速とは言えないのですが、USB1.1 は SCS-1 を体感でもはるかに下回るとんでもない規格です。
「誰だよ・・・こんなの作ったバカは・・・最初から2.0の転送速度で出せよ」、と思うのは私だけではないはず...

で本題ですが、今までつないでいた Ultra SCSI のドライブを一つはずして早速この120GB をつないでみました。
Mac OS の標準フォーマッタは[ドライブ設定]
ですが、ふざけたことに外付け HDD には対応していません。
で B's Crew(BHA社)でフォーマットすることにしました。

←B's Crew のウィンドウ

B's Crew を起動すると各バスごとに上記のようにつながっているドライブが表示されます。
私の PowerMac9600 は内蔵3台(ATA RAID カードに2台、内蔵 SCSI-2 に1台)、外付け4台(Ultra SCSI)合計7台つないでいます。
でフォーマットしなければならないドライブは上から2番目の HDXG-S120 なのですが、誤って
一番下の HDVS-UM20G をフォーマットしてしまったのでした。(UM20G が U120G に見え、120GB なのでこれだろうと勘違いしてしまった)
B's Crew で論理フォーマットして(Windows のクイック・フォーマットぐらいの時間で終わってしまう)次から次への切ったパーティションのドライブ・アイコンがデスクトップに並ぶのを見ている時はまだ間違えたことに気付きませんでした。
ひととおりマウントし終わったところで、最初のパーティションをダブルクリックして容量を確認すると妙に容量が少ないのに気付きました。
「あれれ?」
すぐハッと気付きましたが後の祭りです。
誤ってフォーマットしてしまったのは20GB のドライブで実質13GB 前後のデータがつまっていたものと思われます。
一応 Norton UnErase で復活を試みましたが大半のデータは壊れてしまって使い物になりませんでした。
やはりバックアップは大切ですね。
皆さんも気を付けましょう。災難は忘れた頃にやってきますよ〜。

 

 

 

 

 

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