Blue Label Side1 Blue Label Side2
White Label Side1 White Label Side2
PYE/NSPL28185 (UK ORIGINAL)
 
Let Me Be There (AUS) Let Me Be There (AUS)
Side1 Side2
INTERFUSION/L-35026 (AUS)

 

Australia CD Front Australia CD Back
TFestival / D 35026 (1998 Remaser)
 
CDは Music Makes My Day としては一度もリリースされていないと思います。オーストラリアから同内容のCDが2度リリースされていますが、よく見かける1998年のリマスターCD(上写真)は異常な大音圧CDですのでもし可能なら1990年のものを入手されるのがよいと思います。

 

曲目
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私の対訳は直訳スタイルです。
意訳に比べてどうしても日本語的にこなれない部分が出てきますが、少しでも元詩の意味を正確に伝える、という目的でそうしています。
また、元詩の英文もふつうなら*Repeat等とするところをあえて全て書き出しています。これは、英語の苦手な方が曲に合わせて歌詞をそのまま追えるように、との配慮からです。
ある言語を別の言語に100%翻訳することは根本的に不可能(言語というものは、その言語を使う民族の生活・文化と密接に結びついており、英語を使う民族の生活・文化と日本人の生活・文化は異なるため)ですので、ご了承下さい。
また私の歌詞・訳文ともに完璧からは程遠いものです。「ここの箇所おかしいんじゃない?」という場合はぜひメール下さい。
1. Take Me Home Country Roads/故郷へ帰りたい
2. Amoureuse/アムルーズ(恋人)
3. Brotherly Love/ブラザリー・ラヴ
4. Heartbreaker/恋の痛手
5. Rosewater/ローズウォーターの家
6. You Ain't Got The Right/恋のゲーム
7. Feeling Best/フィーリング・ベスト
8. Being On The Losing End/片想い
9. Let Me Be There/レット・ミー・ビー・ゼア **
10. Music Makes My Day/ミュージック・メイクス・マイ・デイ
11. Leaving/リーヴィング *
12. If We Try/貴方と二人なら

 

Arranged and produced by John Farrar
* Arranged by Alan Hawkshaw and produced by John Farrar
** Arranged by Alan Hawkshaw and produced by Bruce Welch and John Farrar
Guitars by John Farrar, Kevin Peek, Terry Britten, Bruce Welch, Mark Warner
Bass by Alan Tarney, Mo Foster
Drums by Trevor Spencer, Brian Bennett
Piano by Alan Hawkshaw, Dave Macrae, Cliff Hall
Vocal Group by John Farrar, ONJ, Jean Hawker, Vicki Brown, Margo Newman, Pat Carroll, Alan Tarney, Mike Sammes
ARP Synthesizer by John Farrar
A Festival Records International Production

 

■コメント
1974年2月に発表された彼女のサード・アルバムで、パイ・レーベル三部作の最後の作品です。 この作品も基本的には先の2作を踏襲した作りとなっています。ブルース・ウェルシュとの破局後のアルバムなので、基本的に彼は手を引いていてジョン・ファーラーが仕切っているのですが、何故かギタリストとして一部の曲に参加しているようです。ブルースは本来ギタリストですが、オリビアのアルバムでギタリストとしてクレジットされるのはこの時が最初で最後です。
この頃の彼女のアルバム・リリースはやや混乱していて、1973年11月に "Let Me Be There" という編集盤(1st から6曲、2nd から2曲、既にイギリスでリリース済みのシングルから2曲)をアメリカでリリースし、翌年オーストラリアではこの "Music Makes My Day" と全く同じ内容のアルバムが "Let Me Be There" としてリリースされています。ちなみに日本で1974年12月にリリースされた "Let Me Be There" は1st から3曲、2nd から4曲、3rd から5曲、シングルから1曲集められた編集盤でイギリスでは "First Impressions" としてリリースされました。また1974年6月には "If You Love Me" という2nd 〜4th アルバムからの編集盤がアメリカでリリースされ、チャート No.1 に輝いており、同時期にイギリスでは "Long Live Love" がリリースされています。
う〜ん、何だか頭が痛くなってきますね。(笑)
このサード・アルバムは2012年現在でもほぼ無視されていて、様々な人の編集したオリビアのディスコグラフィーには登場すらしないことが多いのですが、大変遺憾なことだと思います。1989年に日本で世界に先駆けてパイ・レーベルのアルバムがCD化された際にも、このアルバムだけは除外されていました。私の知る限り今日に至るまで(2014年1月現在) "Music Makes My Day" としては一度もCD化されていません。オーストラリアでリリースされた "Let Me Be There" という同内容のCDが唯一の例外(1998年にリマスタリングされて再発された)で、いかにこのアルバムが冷遇・無視されているかが分かると思います。

このアルバムのタイトル曲は元々1973年8月に MARVIN & FARRAR が出したアルバムに収められていた曲で、オリビアはその曲にリコーダー奏者として参加していました。
また "Let Me Be There" と "Take Me Home Country Roads" は既にシングルとして発表されていたものの再収録です。
わざわざクレジットされているとおり、このアルバムではシンセサイザーが効果的に導入されています。
多くはストリングスの代用的な使い方ですが、"Brotherly Love" のように全面に押し出した曲もあります。

この3作目で彼女の音楽は転換期に差し掛かっているように思えます。
このアルバムでは今までより静かな曲の割合が増えやや行き詰まり感を感じさせ、一方で少し前にリリースした "Let Me Be There" がアメリカでトップ10に入る大ヒットとなりました。

■アルバム未収録曲
シングル B 面の "Sail Into Tomorrow" は75年の "CLEARLY LOVE" に収録されましたが完全な別録音であり、このシングル・バージョンは一度も CD化されていません。
またもう一つのシングル B 面である "Maybe Then I'll Think Of You" は一度もアルバム収録されず(コンピ盤は別)、CD 収録も "48 Original Tracks" のみです。

■シングル・カット
1972年11月 "Take Me Home Country Roads/Sail Into Tomorrow" →全英チャートで1973年1月に15位
1973年6月 "Let Me Be There/Maybe Then I'll Think Of You" →全英チャートではチャートインせず、全米チャートでは12月に6位

 

 

 

 

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