Please Mr. Please/ プリーズ・MR. プリーズ
(作詞・作曲: Bruce Welch / John Rostill)

 

Produced by John Farrar / Arranged by John Fiddy
BLUE GUM MUSIC LTD.

 


日本版 LP Have You Never Been Mellow(EMI/EMS-80177)時間:3'21" 日本版 CD HYNBM(EMI/TOCP-3455)時間:3'21" レベル77.5
CD48 Original Tracks(7243 8 27110 2 5)時間:3'21" レベル97.9 CD Country Girl(7243 4 94970 2 3)時間::3'21" レベル97.9
CD The Best of Olivia Newton John(TOCP-50106)時間:3'21" レベル87.0 日本版 CD Early Olivia(CP21-6072)時間:3'29" レベル93.4
CD The Millennium Collection(314 585 412-2)時間:3'21" レベル83.1 CD The Best of Olivia Newton John(TOCP-53362)時間:3'21" レベル97.3
CD Magic The Very Best of 〜(314 585 233-2)時間:3'21" レベル83.1 CD GOLD(B0004684-02)時間:3'21" レベル100.0
CD Best Selection(VC-3032)時間:3'21" レベル89.6 CD Beautiful Pops Explosion(TNCD-1020)時間:3'21" レベル84.8

彼女の代表曲の一つであり、収録度合いの多い曲の一つです。
上にあげたスペクトラムのうち CD のものは手持ちの14曲分をあげましたが、バイナリ一致したのは、日本版の "Have You Never Been Mellow" (EMI/TOCP-3455) と "Twin Best Now" (EMI/TOCP-7321・22) 、ほぼ一致したのが"48 Original Tracks" と "Country Girl" でした。

オフィシャルでない "Best Selection" は低音の薄いスカスカな感じの音ですが、聴けなくはありません。
"
Beautiful Pops Explosion" はゴミです。見かけても絶対買ってはいけません!一応 JASRAC のシールが貼ってありますが、信じ難いような悲惨な音です。
音圧が強いのは何と言っても "GOLD"、"Millennium Collection" と "Magic - The Very Best" もかなり音圧が強いです。
高音域を強調した従来型は "48 Original Tracks"、"The Best of/TOCP-53362"、"Early Olivia" です。
LP は自然な音で、近い傾向なのが "The Best/TOCP-50106" と "Have You Never Been Mellow/TOCP-3455" ですが、人によってはこもって聴こえるかも。

Early Olivia(CP21-6072) ---> 高音をかなり強調した CD っぽいな音
Twin Best Now(TOCP-7321)= HYNBM (TOCP-3455) ---> LP に近い感じの音、人によっては元気のないこもった感じに聴こえるかも
48 Original Tracks --->高音をかなり強調した CD っぽいな音
The Best of ONJ(TOCP-50106) --->LP に近い感じの音、人によっては元気のないこもった感じに聴こえるかも
The Best of ONJ(TOCP-53362) --->高音をかなり強調した CD っぽいな音
Magic The Very Best Of ONJ(314 585 233-2)+ The Millennium Collection(314 585 412-2)--->全帯域で音圧が上がっており、特に低音の迫力が増している
GOLD(B0004684-02) --->全帯域で音圧が上がっており、迫力のある音
Best Selection(VC-3032) ---> 低音の抑えられたスカスカな感じの音だが聴けなくはない
Beautiful Pops Explosion(TNCD-1020) ---> 妙なノイズ・リダクションの使用で最悪の音

 

アルバムのジャケットはこちらへどうぞ→

 

 

歌詞
対訳

In the corner of the bar there stands a jukebox
With the best of country music, old and new
You can hear your five selections for a quarter
And somebody else's songs when yours are through

I got good Kentucky whiskey on the counter
And my friends around to help me ease the pain
'Til some button-pushing cowboy plays that love song
And here I am just missing you again

Please, Mr. please, don't play B-17
It was our song, it was his song, but it's over Please, Mr. please, if you know what I mean
I don't ever wanna hear that song again

If I had a dime for every time I held you
Though you're far away, you've been so close to me
I could swear I'd be the richest girl in Nashville
Maybe even in the state of Tennessee

But I guess I'd better get myself together
'Cause when you left, you didn't leave too much behind
Just a note that said "I'm sorry" by your picture
And a song that's weighing heavy on my mind

Please, Mr. please, don't play B-17
It was our song, it was his song, but it's over
Please, Mr. please, if you know what I mean
I don't ever wanna hear that song again

バーの隅にジュークボックスがあって
新旧最高のカントリー音楽が入っている
25セントで5曲選んで聴くことができる
あなたの選曲が終わったらまた誰か別の人の選曲がかかる

カウンターにはおいしいケンタッキー・ウィスキーがある
周りの友だちが心痛をやわらげようとすると
ボタンを押しているどこかのカウボーイがあのラブソングをかけ始める
あなたのことがまた恋しくなってしまうわ

お兄さん、お願いだからその B-17 はかけないで
それは私たちの曲であり彼の好きな曲だった
でもその恋は終わってしまったの
お願いよ、私の言うことが分かるなら
もうその曲は二度と聴きたくないのよ

あなたを抱き締める度に10セント硬貨があったら
あなたは今は遠く離れているけど、今までずっとすぐそばにいてくれた
私はナッシュビルで一番お金持ちの娘になれると断言できた
多分テネシー州でも一番だったでしょうね

でも気持ちを取り直さなくっちゃ
だってあなたが去った時ほとんど何も残していかなかったから
残してくれたのはただあなたの写真のそばの「ごめん」というメモ
それと私の心に重くのしかかるあの歌だけ

お兄さん、お願いだからその B-17 はかけないで
それは私たちの曲であり彼の好きな曲だった
でもその恋は終わってしまったの
お願いよ、私の言うことが分かるなら
もうその曲は二度と聴きたくないのよ

 

 

John Rostill はThe Shadows のベーシストであり、Bruce Welch はリズム・ギタリストでした。
この曲はオリビアのために特別に書き下ろしたもののようです。デタラメ書いてちゃいけませんね。時系列を追って整理しましょう。John Rostill が感電事故で亡くなったのが1973年11月、共作者の Bruce Welch がこの曲のシングルをリリースしたのが1974年4月、オリビアのカバーが収録されたアルバムのリリースが1975年2月です。従って Bruce Welch が恐らくは自身のオリビアとの破局を歌ったものと考えるのが自然であり、もう一方の当事者であるオリビアがカバーしたというのが真実のようです。

Bruce Welch のオリジナルはアップテンポでノリのよいアレンジでありヒットしても不思議ではない仕上がりだったのですが、全く売れませんでした。トレードマークのアコギによるバッキング・ギターを左右に配し、恐らくは ARP 製と思われるシンセの重厚なサウンドで幕を開け、右チャンネルに軽快なキーボード、中央奥にはストリングスの代用としてのシンセと分厚いコーラス、左チャンネルには軽いフレーズのエレクトリック・ギターを従え、ブルース自身は歌詞とは裏腹に爽やかに歌い上げています。後半のリード・ボーカルが終わるところでは本来の歌詞にない "Listen to the band!"(バックバンドの演奏を聴いてくれ!)を付け加えたりして、お調子者ブルースの面目躍如といった感じです。

対するオリビアのカバーはドライに仕上げたブルースと異なり、爽やかながらも破局の悲しみを感じさせるカントリー調のアレンジになっています。アコースティック・ギターの美しいアルペジオが肝ですね。
総体的にはメロディーが普遍的で覚えやすい曲です。 万人に愛される曲ですね。大ヒットしたのも頷けます。 ボーカルのパフォーマンスも無難なテイクが使われています。

 

 

■現在位置
Olivia ホーム ---> ディスコグラフィー ---> Have You Never Been Mellow ---> Please Mr. Please

 

 

Copyright (c) 2007 by Tropel 対訳の商用利用はお断りいたします
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送