1st Side1 1st Side2
PYE/NSPL 28155 (UK Original)
 
1st US Side1 1st US Side2
UNI 73117 (US)
 
TOSHIBA EMI / CP21-6074(CD での再発版)
 
If Not For You Australia CDIf Not For You Australia CD Back
Festival / D 19809 (Non-Remaster Edition 1993)

 

 

曲目
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私の対訳は直訳スタイルです。
意訳に比べてどうしても日本語的にこなれない部分が出てきますが、少しでも元詩の意味を正確に伝える、という目的でそうしています。
また、元詩の英文もふつうなら*Repeat等とするところをあえて全て書き出しています。これは、英語の苦手な方が曲に合わせて歌詞をそのまま追えるように、との配慮からです。
ある言語を別の言語に100%翻訳することは根本的に不可能(言語というものは、その言語を使う民族の生活・文化と密接に結びついており、英語を使う民族の生活・文化と日本人の生活・文化は異なるため)ですので、ご了承下さい。
また私の歌詞・訳文ともに完璧からは程遠いものです。「ここの箇所おかしいんじゃない?」という場合はぜひメール下さい。
1. Me And Bobby McGee/ミー・アンド・ボビー・マギー
2.If/イフ
3. Banks Of The Ohio/バンクス・オブ・ザ・オハイオ
4. In A Station/イン・ア・ステイション
5. Love Song/ラヴ・ソング
6. Help Me Make It Through The Night/ひとりぼっちの夜
7. If Not For You/イフ・ノット・フォー・ユー
8. Where Are You Going To My Love/愛はいづこに
9. Lullaby/ララバイ
10. If You Could Read My Mind/心に秘めた想い
11. If I Gotta Leave/イフ・アイ・ゴッタ・リーヴ
12. No Regrets/ノー・リグレッツ

 

All Guitars: John Farrar
Bass: Dave Richmond, Herbie Flowers
Drums/Percussion: Brian Bennett
Keyboards/String Arrangements: Alan Hawkshaw

Engineer: Peter Vince
Front Sleeve Photograph: David Steen
Back Sleeve Photograph: Doug Mckenzie

Arranged and produced by Bruce Welch and John Farrar
A Festival Records International Production

 

■総論
記念すべき彼女のファースト・アルバムです。
カバー・バージョンばかりということで世間の評価は高くない(というかファンの間でさえほとんど無視されている・・・)のですが、後に大成功をおさめる大歌手の1枚目にふさわしい素晴らしい内容になっています。個人的には彼女の最高傑作の1つである、と断言します。(彼女自身も「そりゃ違うでしょ」って言うかも知れませんが・・・)
選曲、アレンジ、バックの演奏、初々しいながらも完成された彼女のボーカル、どれをとっても本当に素晴らしいです。あらゆるポップス・ファン、ボーカルもののファン、カントリー・ファンにぜひ聴いて欲しいアルバムです。もっと評価されてもよいアルバムだと本当に思います。

■アルバムの背景
このアルバム以前に彼女は66年のシングルで失敗し1年前の映画 "Toomorrow" でも商業的に失敗していたため、選曲は万全を期したカタい構成になっています。ほとんどが当時有名・人気だった曲であり、初めて購入する人が楽しめる内容となっています。(下記参照)
中々成功が掴めない状況の中、当時の恋人だったブルース・ウェルシュ(シャドウズのリズム・ギタリスト)経由で恐らくは知り合ったクリフ・リチャードに認められ、ようやく運が上向き始めます。71年1月にはクリフとのデュエット "Don't Move Away" がシングルB面ながらリリースされ、翌月には自身のシングル "If Not For You" をリリース。"If Not For You" はイギリスでチャート7位まで上るヒットとなりました。アメリカでも25位とかなりヒットしたため、多分こうした成功のおかげでアルバム制作にまで話が進んだのだと思われます。ただし74年に EMI に移籍するまでに3枚のアルバムをリリースしていることから、最初からアルバムを3枚出すという契約だったのかも知れません。

アルバムのプロデュースはブルース・ウェルシュとジョン・ファーラーが行っています。ブルース・ウェルシュはクリフ・リチャードのバック・バンドでインストゥルメンタル・グループとしても名高かったザ・シャドウズのリズム・ギタリストであり、この当時イギリスではそこそこ有名人でした。ザ・シャドウズは1968年に分裂して活動停止状態だったのですが、ブルースとハンク・マーヴィン(シャドウズのリード・ギタリスト)は1970年に再会し新たに CS&N のようなボーカル主体のグループをやろうという話になりました。そのために第三のメンバーとして以前ツアー中に見て感銘を受けたオーストラリアのジョン・ファーラーが選ばれたのです。(わざわざオーストラリアから呼び寄せた)
ジョンは当時イギリスでは全く無名な存在だったのですが、ギターとボーカルの腕前は確かなものでした。こうして Marvin, Welch & Farrar が誕生したのです。
ベースのデイヴ・リッチモンドは元々マンフレッド・マンのベーシストからスタジオ・ミュージシャンに転向した人です。ハービー・フラワーズも同じくスタジオで活躍していたベーシストですが、こちらは初期のデヴィッド・ボウイやエルトン・ジョン、ジョージ・ハリスンとの活動で知られた売れっ子セッション・ミュージシャンでした。ドラムスのブライアン・ベネットはシャドウズのドラマーです。アラン・ホークショーはイギリスでは有名なオルガン奏者でピアノも弾くことができました。彼は60年代後半から70年代にかけてシャドウズのキーボード・プレイヤーをつとめ、クリフ・リチャードのツアーにも参加しました。その後はたくさんの映画音楽やテレビ向けの作曲で知られている大御所です。こうして新人歌手としてはかなり豪華なバック・ミュージシャンを得てオリビアのファースト・アルバムは製作されたのです。

■アルバム未収録曲
この時期の録音にはアルバムに収録されなかった曲がいくつかあります。The Biggest Clown は71年2月のシングル「イフ・ノット・フォー・ユー」の B 面に収められていた曲で、現在まで CD 化すらされていません。作者のジョン・ロスティルはシャドウズのベーシストだったのですが、感電事故で亡くなってしまいました。
It's So Hard To Say Goodbye は71年6月のシングル「ラブ・ソング」の B 面に収められていた曲で、レイ・キャメロンとアラン・ホークショーの作曲。これもオリビア以外には誰も歌っていないようなので、彼女のためにホークショーが書き下ろしたのかも知れません。
Would You Follow Me はジョン・コンゴスの曲で元々71年10月のシングル「バンクス・オブ・ザ・オハイオ」の B 面に収められていた曲です。かなりマニアックな選曲であるように思います。

■総括
このようにオリビア・ニュートン・ジョンのデビューアルバムはシャドウズ・ファミリーのバック陣によって固められ、比較的渋めの選曲で長期の鑑賞に耐えるものになっています。初期のカーペンターズにも通じるナチュラルなサウンドは70年代初期を代表するものであり、その系統の音が好きな人にはたまらないものとなっています。甘い声質と美しい容姿だけが取り柄のアイドル歌手扱いされることの多い彼女ですが、実際はちゃんとした歌唱力に支えられた実力派シンガーであることが分かることでしょう。
近年ではどういうわけかアメリカ盤の "If Not For You" がデビューアルバム扱いされることが多いのですが、この時期のオリビアはイギリスの活動がメインでありアルバム自体もイギリスでのリリースが一番早いのですから、UK オリジナルの "Olivia Newton-John" をデビュー・アルバムとして扱うのが本筋だと思います。LP の音質も全く比較にならないほど UK の方が優れています。

■収録曲概要
If Not For You → 絶対に失敗できない最初のシングルには当時神様のような存在感と影響力を持っていた Bob Dylan の曲で、しかも本人や即座にカバーした George Harrison の数カ月後の早いリリース
Me And Bobby McGee → 1969年の Roger Miller 以来作者の Kris Kristofferson 、Gordon Lightfoot 、Bill Haley & His Comets と錚々たるメンバーによって取り上げられ、1971年3月の Janis Joplin による全米 No.1 で決定的に有名になった曲で、当時の話題曲
If → Bread によって1971年4月に全米4位にのぼる大ヒットとなった当時の話題曲
Banks of the Ohio → 昔からある有名な曲で主にブルーグラス、フォーク、カントリー系ミュージシャンによって歌われてきた
In A Station → 1968年7月にリリースされて話題になった The Band のデビュー・アルバムに入っていた曲
Love Song → 1970年10月にリリースされた Elton John のアルバム "Tumbleweed Connection" に収録されて注目された曲
Help Me Make It Through The Night → 1971年初頭の Sammi Smith による全米8位の大ヒットとなった曲
Where Are You Going To My Love → 1970年7月に Brotherhood of Man によって全英22位のヒットとなった曲
If You Could Read My Mind → Gordon Lightfoot によって1971年1月に全米5位の大ヒットとなった曲
No Regrets → 1968年12月にリリースされた Tom Rush のアルバム "The Circle Game" に収録されて以来多くのミュージシャンにカバーされてフォークのスタンダード・ナンバーになった曲

■シングル・カット
1971年2月 "If Not For You/The Biggest Clown" → 3月に全英チャートで7位
1971年6月 "Love Song/It's So Hard To Say Goodbye" → 残念ながらチャートインせず
1971年10月 "Banks Of The Ohio/Would You Follow Me" →全英チャートで6位

第一作目で商業面でもかなりの成功を収めています。


マスタリングについて
CD はリマスターと称してオリジナルの音源を人為的に大幅にいじっています。オリビアの場合も世界的な傾向からは数年遅れましたが、近年のリリースの極端な音圧上げとイコライジングにはただただ呆れるばかりです。ああした傾向の音が今時なのかも知れませんが、元々のリリースがどんな音だったのかを知ることもやはり意味のあることではないかと思います。
また一般的には知られていませんが、洋楽の場合オリジナル・マスターテープの管理が杜撰で、大元のテープが所在不明だったり盗難にあったりして結果的に何世代も経た複製テープがマスターに使われることが珍しくありません。しかしこれを本気で追求できるのは関係者だけですから、我々一般リスナーにできることは最初に世に出た盤を入手して検証・考察することだけです。もちろんアナログ盤がオリジナル・マスターの音質に対してどこまで正確・忠実であるかは多分に疑問の残るところではありますが、それを言い出すと何も出来なくなってしまうので、アナログ盤がそこそこ忠実であろうという前提で話を進めていきます。ここで取り上げるのは特に断りがない限り UK 盤です。

■収録時間
アナログ・ディスク、特に洋盤の場合トレースノイズのせいで曲の終わりを完全に識別することが困難です。レコード・プレイヤーの回転数も完全に正確ではありませんし、スタジオで録音された速度とプレス工場でカッティングされる際の再生速度も1/1000秒単位まで完全に同一とは限りません。以上のような要因から平均して0.5秒前後の誤差はふつうに発生することを初めにお断りしておきます。同じラッカー盤から起こされた盤の場合理論的に時間は同一になるはずですが、実際に計測するとかなり差が出ます。これは前述の「どこを曲の終わりとするか」によって変化するためであり、ターンテーブル自体の回転ムラも影響します。同じマトリクスの盤A、盤B、盤Cの計測時間が仮にそれぞれ3.5秒、3.8秒、3.1秒だった場合、一番大きい値から一番小さい値を引いた数値をここでは差の最大値と呼び、この値が小さければ小さい程データの信憑性が高くなります。あくまで私個人の環境での数値であり絶対的なものではありませんので参考程度にとどめて下さい。

Side 1 の収録時間:18分59.2秒(3枚のマト1盤の平均値、差の最大値は0.621秒、曲間を含む)
Side 2 の収録時間:19分22.6秒(3枚のマト1盤の平均値、差の最大値は0.252秒、曲間を含む)

従ってデジタル化する人は最低39分の空き、できれば40分以上の空きのある媒体に記録する必要があります。

■US盤
参考までに手持ちの US 盤の時間もあげておきます。
Side 1 の収録時間:18分54.1秒(内周部の刻印は 73117 A-W1 3時の位置に1、レーベルは UNI)
Side 2 の収録時間:19分32.7秒(内周部の刻印は 73117 B-E1 3時の位置に1、レーベルは UNI)
私の手持ちの盤は UK 盤と比較すると劣化の度合いが酷く、何世代も経た粗悪コピーに聴こえます。Side 1 は UK 盤に比べて5秒短いため多分ほんの少しピッチが速いのではないかと思います。聴感上はほとんど分かりません。Side 2 は UK 盤と比べて10秒も長くなっており、最終に向かって段々と遅くなっているようです。If I Gotta Leave と No Regrets ではピッチが遅くなっているのがはっきりと確認できます。
このアルバムのUS盤はあまり見かけません。タマ数は少ないと思います。しかし人気の無いUS盤ということもあってか、¥2,000〜¥3,000ぐらいで売られていることもあるようです。またUS盤特有の事情としてジャケットに切り込みが入れられていたり、レーベルにドリルで穴が開けられている盤も珍しくなく、値段を上げにくいということもあるでしょう。もちろんおかまいなしに高額で販売しているところもあります。ジャケットにはエンボス加工された厚紙が使用されています。
ある時 YouTube でこのUS盤から取り込んだ音がアップされており、曲を聴いたところ音質がまずまずであることに驚きました。前述のとおり私の手持ち盤の音質が最悪だったこともあり、他の全てのUS盤も同様に酷いだろうと思っていたからです。そこで2枚目を入手して聴いてみたところ、何と!まともな音質ではありませんか!(UK盤には劣りますが、日本盤 Crystal Lady に負けていない!)これにはビックリしました。念のため刻印を確認してみると、音の良い方は Side 1 6時:73117 A-W2 12時:P 1 Side2 6時: 73117 B E1 12時:1 P 2 ほとんど同じですが、音の良い方がマト2で悪い方がマト1となっており、一般的に信じられているのと逆です。音の良い方に Pinckneyville pressing の刻印があることから、最初は別の工場でプレスされたが音が悪いのでピンクニーヴィルに移した、という可能性もあります。従ってこのアルバムのUS盤にも普通に聴ける音質のものがあります。ただし、ファースト・アルバムをアナログ盤で高音質で聴きたい人はUK盤以外に選択肢はありません。

曲間の空白は概ね3秒で調整されているようですが、制作側は恐らく曲の前後の空白も含めて1曲の時間にカウントしているものと思われます。従って純粋に音が入っている部分だけを曲と看做すと、曲間時間には多少のばらつきが認められます。以下に3枚のマト1盤の平均値を示します。

Side 1
Ma And Bobby McGee と If の間:2.665秒(差の最大値は0..436秒)
If と Banks of The Ohio の間:2.947秒(差の最大値は0.111秒)
Banks of The Ohio と In A Station の間:3.387秒(差の最大値は0.236秒)
In A Station と Love Song の間:4.20秒(差の最大値は0.353秒)
Love Song と Help Me Make It Through The Night の間:3.744秒(差の最大値は0.231秒)

Side 2
If Not For You と Where Are You Going To My Love の間:3.398秒(差の最大値は0.068秒)
Where Are You Going To My Love と Lullaby の間:3.102秒(差の最大値は0.529秒)
Lullaby と If You Could read My Mind の間:3.074秒(差の最大値は0.89秒)
If You Could Read My Mind と If I Gotta Leave の間:2.863秒(差の最大値は0.330秒)
If I Gotta Leave と No Regrets の間:3.469秒(差の最大値は0.196秒)

Side 1
UK LP 表記
実測
US LP 表記
実測
JP CD
UK CD
1. Me And Bobby McGee
3:46
 
3:46
     
2. If
2:40
 
2:40
     
3. Banks Of The Ohio
3:15
 
3:15
     
4. In A Station
3:07
 
3:07
     
5. Love Song
3:44
 
3:44
     
6. Help Me Make It Through The Night
2:19
 
2:19
     
 
 
     
Side 2
 
     
1. If Not For You
2:50
 
2:50
     
2. Where Are You Going To My Love
3:27
 
3:27
     
3. Lullaby
3:01
 
3:01
     
4. If You Could read My Mind
3:41
 
3:41
     
5. If I Gotta Leave
2:40
 
2:40
     
6. No regrets
3:24
 
3:24
     

■ピークレベル
収録時間と同様ピークレベルも元のラッカー盤が同一なら大きくずれることはないはずなのですが、実際に計測してみると何とも理解に苦しむ結果となりました。もしかしたら刻印ミスなのかも知れません。3枚のマト1盤をそれぞれ赤、オレンジ、黄色で表しています。

Side 1
Me And Bobby McGee
 
 
 
If
 
 
 
Banks of The Ohio
 
 
 
In A Station
 
 
 
Love Song
 
 
 
Help Me Make It Through The Night
 
 
 

上のグラフから分かるように1枚ピーク値の異なる盤が存在します。理屈から言うと考えられないことなので恐らくは刻印ミスではないかと思うのですが、はっきりした理由は分かりません。たいていの盤では1曲目の Me And Bobby McGee がピークだと思います。ピークの箇所は開始から約2分6秒の地点、転調後の Bobby sang the blues の sang の部分です。In A Station にピークのある盤の場合、開始から約2分44秒の地点の If a rumour should delay you の delay の部分です。従ってデジタル化する際にはこの2箇所を再生してレベル合わせすれば上手くいく可能性が高いです。
全般的な傾向としては静かな曲(If と Love Song)でレベルが抑えられていることがよく分かります。

 
Side 2
If Not For You
 
 
 
Where Are You Going To My Love
 
 
 
Lullaby
 
 
 
If You Could Read My Mind
 
 
 
If I Gotta Leave
 
 
 
No Regrets
 
 
 

Side 2 のピークはめでたく3枚とも同一でした。Where Are You Going To My Love の2分19秒の地点、Please come back to me の me のドラムスの部分です。デジタル化する際はここでレベルを合わせれば概ね問題はないでしょう。
全体的には最初の2曲がレベル高めでそれ以降は70〜80%のレベルで推移しています。

■音質
UK マト1盤が最高と言いたいところですが、そうではないようです。驚愕すべき事実があり、それは Banks of The Ohio、Love Song、If Not For You に関しては日本プレスのコンピレーション盤である Let Me Be There の方がはるかに音がよいという事実です。通常ではあり得ないことなのですが、事実なのだから仕方がありません。可能性としては UK 盤が何らかの理由でオリジナルマスターを使えなかったことしか考えられませんが、もしかしたらオーストラリア盤が最高なのかも知れません。(当時の所属レコード会社はオーストラリアのフェスティヴァル・レコーズ)ちなみに日本盤 Let Me Be There は若干ピッチが速いのでそのことも音が良く聴こえる原因になっています。
CD の場合国内盤の CP21-6074 が比較的オリジナルに近いです。1992年発売のコンピ盤 Twin Best Now にもほぼ同一の音源が収録されています。あとは初期作品ファンのマストアイテムである 48 Original Tracks ですね。これは音がさらにシャープですが、アルバム未収録曲も含んでおり絶対に外せない CD です。音圧は少し高めですが、大きな問題はありません。もし可能ならリマスター前のオーストラリア盤CD(1993年リリース)を入手して下さい。これが一番オリジナルに近い音がします。Love Songを正確にデジタル化した唯一のCDかも知れません。ジャケットの画像が粗いのは残念ですが、自然な音圧で貴重なCDです。(※曲による)

ファーストアルバムを CD で聴くなら以下がおすすめ
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TOSHIBA-EMI / CP21--6074 TOSHIBA-EMI / TOCP-7321, 7322 EMI / 7243 8 27110 2 5 Festival / D 19809
1989-11-08発売 日本盤 1CD 1992-09-30発売 日本盤 2CD 1994-02-21発売 UK盤 2CD 1993-07発売 AUS盤 1CD
日本で唯一 CD化されたオリビアの 1st アルバム。全く別のアートワークに差し換えられたのは残念ですが、音圧は自然で比較的アナログに近いサウンドとなっています。 日本の EMI が企画した「ツイン・ベスト・ナウ」シリーズのオリビア版、選曲としてはかつての2枚組 LP クリスタル・レイディに近いものがあり、1st アルバムの12曲が全て入っています。音は左のパスト・マスターズ・シリーズのものとほぼ同一です。全42曲。 EMI UK がリリースした EMI COUNTRY MASTERS のオリビア版です。レア曲を数曲含んでいるため、初期のファンのマスト・アイテムになっています。左の日本盤に比べると多少音圧が上がってサウンドも鋭角的になりましたが、許容範囲内の良いリマスターだと思います。 CD化されたオリビアの 1st アルバムの中で一番UKオリジナルLPに近い音なのがこれです。

 

■リリース
このアルバムは人気も需要もあまりないようで、再発は少ないです。

リリース
タイトル
媒体
発売国
レーベル
カタログ番号
備考
1971.10 Olivia Newton-John LP UK PYE NSPL 28155   
1971.11 If Not For You LP US Uni 73117  
1972 If Not For You LP JPN Polydor MP2226  
1973 Olivia Newton-John 2LP AUS Interfusion L 45377, 45378 編集盤
1989.11 Olivia Newton-John CD JPN 東芝EMI CP21-6074 1998年8月に再発
1992.9 Twin Best Now 2CD JPN 東芝EMI TOCP-7321, 7322 編集盤
1994.2 48 Original Tracks 2CD UK EMI 7243 8 27110 2 5 編集盤
1993 Olivia Newton-John 2CD AUS Festival Records D 45377, 45378 編集盤
1993.7 If Not For You CD AUS Festival Records D 19809  
1998.6 If Not For You CD AUS Festival Records D 34320  

■LP のマトリクス
このアルバムは何枚か所有していますが、マトリクス1しか見たことはありません。Side1 は全て NSPL 28155 A-1*G であり、Side 2 は全て NSPL 28155 B-1*G です。ついでに言うと、3時の位置の刻印も全て1です。盤によって違うのは9時の位置の刻印で、D, F, H, K, L, 等様々です。スタンパーに関する情報でしょうか?

 

 

 

 

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