In A Station/イン・ア・ステイション
(作詞・作曲: Richard Manuel)

 

Arranged and Produced by Bruce Welch and John Farrar
DWARF MUSIC

 


時間:LP/3'06"

 
↑LP(EMS-65001)のスペクトラム
 
   

時間:CD/3'07" ピーク:100

時間:CD/3'07" ピーク:79.4

↑CD 48 Original Tracks のスペクトラム
↑CD Olivia Newton John(CP216074)のスペクトラム
   
ベスト盤にもあまり収録されない曲です。
Olivia Newton John (CP21-6074) と Twin Best Now (TOCP-7321-22)は全く同じ音源で、"48 Original Tracks" も似た音ですが、少しレベルが上げられているようです。
LP は CD ほど高音が強調されていませんが、悪い音ではありません。

 

 

歌詞
対訳

Once I walked through the halls of a station
Someone called your name
In the street I heard children laughing
They all sound the same

Wonder, could you ever know me,
know the reason why I live?
Is there nothing you can show me?
Life seems so little to give

Once I climbed up the face of a mountain
And ate the wild fruit there
Fell asleep until the moonlight woke me
And I could taste your hair

Isn't everybody dreaming?
Then the voice I hear is real
Out of all the idle scheming
can't we have something to feel?

Ah...Ooh...Ah...

Once upon a time leaves me empty
Tomorrow never came
I could sing the sound of your laughter
Still I don't know your name

Must be some way to repay you
Out of all the good you gave
If a rumor should delay you
Love seems so little to save

Ohh...Ooh...Ah...

昔、駅の通路を歩いていた時
誰かがあなたの名前を呼んだ
通りで子供たちの笑い声が聴こえた
私には皆同じように聴こえる

あなたって私のことを分かったことがあるのかしら?
私の生きている理由を知ったことはある?
私に示せるものは何もないの?
人生は与えるには少なすぎるようね

昔、山の表面をよじ登り
そこで野生の果物を食べたことがあった
月明かりで目がさめるまで眠り込み
あなたの髪に触れることができた

誰も夢を見ていないのかしら?
それなら聴こえる声は本物ね
あらゆる無意味な計画の中から
私たちは何か感じるものを持てないのかしら?

ずっと昔私を空白にしていった
明日は決して来なかったわ
あなたの笑い声を歌うこともできた
いまだにあなたの名前も知らない

あなたがくれた価値の中から
報いる何らかの方法があるに違いない
噂がもしあなたにとって妨げとなるのなら
救うには小さすぎるような愛ってことよね

 

 

ちょっと癖のある歌詞で、訳すのが難しかったです。(多分間違いだらけです。すいません...)
The Band のファースト・アルバム "Music From Big Pink" に入っていた曲のカバーで、オリジナルよりかなりよいアレンジです。
作者の Richard Manuel は残念ながら1986年に自殺してしまいました。
"Music From Big Pink" は「名作」とされていますが、昔初めて聴いた時、私は正直「どこが名作なんだ?」って思いました。
地味で泥臭い楽曲、渋すぎるボーカル、プアな音質、質の悪いリバーブ等私にとってはマイナス要因が多すぎたのです。
今ではこういうスタイルの音楽も受け入れられるようになりましたが、この "In A Station" に関してはオリビアのバージョンの方がやはりよいです。

The Band の高い評価は、やはりあの Bob Dylan とのつながりにかなりの部分起因しているように思います。
それがあったからこそ Eric Clapton からも注目され、結果として大絶賛につながったのでしょう。
彼らの流行を安易に追わない音楽スタイルや、"Music From Big Pink" の優れた楽曲も知られなければそれまでですから。

オリビアのバージョンもどこか郷愁を誘うようなカントリー・ロック調のアレンジですが、オリジナルからいいところだけをうまく抽出したような感じの出来になっています。
ボーカルのテイクも素晴らしく、全体としてはシングル・カットしてもいいような出来映えだと思います。
もっと評価されてもいい曲ですね。

 

 



■現在位置
Olivia ホーム ---> ディスコグラフィー ---> Olivia Newton John ---> In A Station

 

 

Copyright (c) 2005 by Tropel 対訳の商用利用はお断りいたします
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送