CCD の画素抜けトラブル !

 

 

歴史あるカメラ・メーカーが次々と銀塩撤退を発表するほどデジカメはこの10年余りですっかり普及・定着しました。
私は97年から使い始めたのでどちらかと言うと遅い方ですが、C-800L → C-3030 ZOOM → E-300 と全て OLYMPUS を使っています。
とは言っても OLYMPUS のカメラにこだわりがある訳ではなく、単にいつも投げ売りされるのでありがたく恩恵に預かっているという訳です。
で2006年に入って近所の家電量販店で E-300 がレンズキット込みで¥49,800で売られていたので購入しました。
不人気メーカーの入門機とは言え、デジ一眼がレンズ込みで5万円で買えるとはいい時代になったものです。
(デジ一眼なんて一生縁がないと思ってた)

最初はやたら重いのが印象的で、ファインダーを覗いて撮るなんてカメラっぽいなぁ〜などと思っていました。
(私はカメラの知識はほとんどありませんです)
マニュアルを読んでいると眠たくなってしまうので、前の C-3030 ZOOM と同様放置プレイか?危惧していたところ、ちょうどタイミングよく結婚式に出る機会があり、4GB の CFカードを装着して撮りまくることにしました。

一通り撮り終わった後、帰宅してパソコンで確認してみると「おや?何か不自然な光る点が写ってるぞ・・・」
ガーン、そうです。CCD の画素抜けがあったのです。
調べてみるとほぼ全ての画像の同じ場所にあることが分かりました。

←左写真の赤丸印のところに画素抜けがあります。
補正前なので赤カブリ気味ですが、気にしないで下さい。
   
←拡大すると明らかに不自然なピクセルが出現します。
   
←Photoshop のスタンプツールを使えば簡単に消えますが、画像の枚数が多い場合には大変な作業となってしまいます。
   

「CCD の画素抜け」を WEB で少し調べてみたところ、「ホットピクセル」と「デッドピクセル」の2つがあることが分かりました。
ホットピクセルは年数の経った CCD に多かれ少なかれ出現するらしいです。
デッドピクセルは文字どおり画素自体が死んでおり、こちらの方が重症のようです。
ホットピクセルは比較的簡単な調整で直るようですが、修理で何週間かカメラを預けなければならないのは、たとえすぐ撮影する予定がなくてもあまり気分のよいものではありません。
それでなおも WEB で関連情報を漁っていると、ホットピクセルなのかデッドピクセルなのかを判定するフリーのソフトがあることが分かり( DeadPixelTest.exe というソフト)、早速落としてレンズキャップをしたまま撮影した画像ファイルをテストしてみたところ、私の場合ホットピクセルであることが判明しました。
さらに驚いたのは、私の購入した OLYMPUS の E-300 には「ピクセルマッピング」と言って自動的にこの不具合を直す機能がついていたのです。
う〜ん、もう少し早く気付いていれば余計な仕事をしなくても済んだのに・・・
デッドピクセルの方はメーカーで修理するしかないようなので、まだ運がよかったのではありますが。
取りあえず「ピクセルマッピング」をしてみて再テストしてみたところ不具合は無事消えたのでした。
OLYMPUS のデジカメ・ユーザーの方は、もし同様なトラブルに見舞われた場合、自分の使用機に「ピクセルマッピング」機能がついていないか確認してみるとよいでしょう。
そう言う訳で、今回も WEB 検索で解決できたのでした。

 

 

 

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