システム スタンバイのトラブル !

 

Mac には昔から「スリープ」という機能があります。
一定時間何も操作しないとハードディスクの回転を止めシステム休止状態になる機能です。
これはコントロール・パネルから設定できますが、昔からトラブルが多いことで有名です。
私自身も昔何度かトラブルを経験しましたが、今使っている PowerMac9600 + OS9.1 では安定しています。
これは省電力や機械の耐久性という観点からも必須の機能です。

Windows にも似た機能があります。
実は Windows では今までほとんど利用したことがなかったのですが、ふと思い立って設定してみました。
Windows でも同様にコントロール・パネルから設定するのですが、Mac より細かく設定できます。
そこでモニタとハードディスクの電源を切り、システム スタンバイになるように設定しました。

さて設定した時間何もしないと Mac と同様スリープ状態になります。
Mac の場合キーボードのキーを何か押せばすぐ通常状態に復帰しますが、Windows マシンでは復帰しません。
私のマシンの場合、本体の電源ボタンが点滅していました。
本能的に電源ボタンを押すとハードディスクが回転を始め、モニタに信号が送られて復帰しました。
「おお!多少勝手は悪いがスリープが使える!」と喜び、その後その設定で運用することに変えました。

ところがサクサク動作することがウリの Win2000 がやたら重いのです。
特に右クリックのダイアログ表示や新規ウィンドウやフォルダの作成が非常にもたつくようになりました。
最初はさっぱり原因が分からなくて、セキュリティ・パッチのせいかと思っていました。
ところが再起動をかけると元のサクサク Win2000 に戻ります。
どうも長時間使用していると極端に重くなるなぁ、と思っていました。
ウィルスかスパイウェアか?と調べてみましたが、どうもそうではありません。
再インストールしようかな?とあきらめかけていたところ、ふと少し前に電源オプションの変更をしたことに気付きました。
早速検証してみると、結果はドンピシャ!
原因はシステム スタンバイだったのです。

う〜ん、何故きちんと動作しないんだろう?
今回実は BIOS の設定を全くいじらなかったのでそのせいかも知れません。
でも調べるのも面倒臭いので、とりあえずスタンバイしない設定に戻してしまいました。
これで Windows2000 のサクサク感をずっと味わえるという訳です。
BIOS の件はまた気が向いたら調べてみようと思います。

という訳で今回もトラブルの原因は「直前に加えた変更」にあったのでした。

 

 

 

 

 

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