ファームウェアの書き換えに失敗!

 

 

さて、Ultra-ATA RAID カードとIBM/DTLA-307060 2台を通常通り使い始め、その後大きなトラブルもなく使い続けていました。
フォーマットには純正の[ドライブ設定]を使い、8つのパーティションに分割しました。
ところがそのうちのある特定のボリュームの特定のファイルにアクセスしようとすると何故かディスクエラーが起きてしまいます。ドライバの更新やディスク・ユーティリティ等を行っても改善されません。他にはこれと言って不具合はなかったので、「気にしない」という消極的な解決法で無視していました。(本当は気になっていたのですが...)

ある時久しぶりにACARDのサイトを覗いてみると新しいファームウェアがアップされているのに気付きました。前述の不具合のこともあったので早速落としてファームウェアの更新をしてみることにしました。

ReadMeを読むと、更新するときはいったんつながっているハードディスクをすべて取り外すように、と書かれています。しかし、私の場合、マシンの配置の関係上9500の筐体を開けるのは非常に面倒で手間がかかるのです。

まず17インチモニタの上に載った2つの切り替え機を降ろし(一部短いケーブルをはずし)、2つのキーボードも下に降ろし、非常に重い17インチモニタとその下のPowerMac 7500を散らかった部屋の空いた場所に移動します。当然7500や17インチモニタに接続されたさまざまなケーブルもはずさなければなりません。
それからPowerMac 9500の上に載った4台のSCSI HDD を降ろします(もちろんケーブルをはずさなければなりません)。それからようやく9500の裏のネジをはずして筐体を開けられるのです!
終わったら当然元に戻さなければならず、大変面倒くさいのです。

ReadMe をよく読むと「もしあなたが6860Mをドライブに接続させていて、更新するために6860M からドライブを取り外せない場合は、 RAM ディスクを作ってその中にこのユーティリティーをコピーし、 RAM ディスクでこのユーティリティーを起動してください。」と書かれています。
「そうか、RAM ディスク上で起動すれば問題ないのかな?」と思ってRAM ディスクにアップデータをコピーしてハードディスクを取り外さずに起動してみると・・・
「げげっ、固まってもうた!」

画面の右上には虚しく固まったままのDiskLight が・・・
強制終了も不可能でやむなく強制再起動することに。嫌な予感がしたのですが、やはり起動しません。
「あっちゃー、税込¥18,690がパーだ・・・」
そうです、ファームウェアの更新に失敗してしまったのです。
しかし「ファームウェアの更新の失敗」とは、FLASH ROM の中のプログラムが壊れてしまったか消去されてしまったということです。FLASH ROM 自体は書き換え可能な媒体のはずですから、何らかの方法でプログラムの書き込みに成功すれば再び使えるようになるはずです。
色々調べてみると6860Mが挿った状態ではシステムが起動しませんが、はずずと起動します。
挿った状態でシステムが起動してくれればアップデート・プログラムが使えるのに・・・
試しにいったん6860Mなしで起動して、その後で6860Mを挿す、という禁じ手もやってみました(よい子は真似しないように)が、

なるメッセージが出て、認識していない旨を告げます。
万事休すですね。
既に深夜遅かったのでその日は寝て翌日新品のカードを買うことにしました(T_T)。

 

 

 

 

 

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