全てのパソコン・ユーザーが最新の OS 、アプリ、ハードウェアを使っている訳ではありません。
と言う訳でまたまた一般性のない話題です。（すいません）

会社で QuickDraw プリンタを2台の旧式 Mac で共有して使っているのですが、クライアント側の Mac から Illustrator で印刷をかけるとしばしばサーバ側の Mac が固まってしまいます。
（Illustrator は Postscript プリンタの使用を前提にしたアプリケーションなのですが、QuickDraw プリンタや GDI プリンタでも使えます。）
どうも原因は転送するデータに原因があるようなのですが、はっきり特定できません。
で、妥協案として別形式で保存して別アプリで印刷する方法を模索してきたのですが、クライアント・マシンが CPU：PPC604e/180MHz、メモリ：160MB と非力なので TIFF 等で高解像度のビットマップにして印刷をかけるのは苦しいです。
従って、PDF にして Acrobat Reader で印刷すればそこそこ軽くデータもきれいに印刷できるのですが、どう言う訳か Illustrator から印刷をかけた場合に比べて小さく縮小されて印刷されてしまいます。
不思議に思っていたのですが、深く追求せずに最近まで放っておいたのでした。
（多分印刷の設定で107% とか115% とか拡大すれば解決できるだろうと考えていました）
また、Illustrator のバージョンが8なので日本語フォントの埋め込みができない、つまりサーバ側の Mac にインストールしていないフォントを使用する場合アウトライン化しなければならない、ということもあり、PDF 印刷に完全に移行できずにいたのです。

最近あることがきっかけでその問題を追求する機会があり、何と180% の設定にしてもほとんど変化がないことに遅まきながら気付きました。
さすがにこれは誰が考えてもおかしいので、使用している Acrobat Reader 4.05 （クライアントの OS は8.1で、使える Reader は最高でも5.05まで。メモリ増設しただけの7300/180でバージョン5 は重すぎるのでバージョン4を使用。実際これでほとんど問題ない。）の設定を改めてじっくり見てみると、［用紙サイズに合わせる］にチェックが入っていることに気付いたのでした。（下図）

これじゃあ、900% に設定したって小さいままですね。
こんな簡単なことにずっと気付かなかったなんて・・・
アフォです、私・・