ファイルが壊れまくる!

 

 

ある日いつものように自宅のWindows マシンの電源を入れると、起動の途中でいきなり CHKDSK が動き始めました。

このマシンは、マザーボードの IDE コントローラに Hitachi の IC35L120AVV207-0 という120GB の IDE ハードディスクと、PROMISE の FASTTRAK TX-2000 というコントローラに Maxtor の 6Y120P0 という120GB の IDE ハードディスクが2台 RAID 0 でつながっており、Hitachi の方には Windows XP Pro が、RAID 0 の方には Windows 2000 が入れてあります。
要は内蔵3台のハードディスクに XP と2000が入れてあり、デュアル・ブート可能なようにしてあり、ふだんは2000を使用していました。

前回使用時には特に異常がなかったはずだが・・・ま、そのうち終わるだろう・・・とタカをくくっていると、画面に見慣れないメッセージが延々と続き始めました。
"File record segment xxxxx is unreadable."
「なんじゃぁ、こりゃぁ〜?」
早速別のマシンでネット検索してみると、どうも HDD の寿命らしいです。
CHKDSK がいつまでたっても終わらないので、放っておいて寝てしまいました。
朝起きてみると、通常通り2000が起動しています。
とりあえず救えるデータを外付けの HDD にバックアップを少しずつ取ることにしました。

仕事があるので毎日少しずつバックアップしていた(毎回起動時に CHKDSK がかかる)のですが、3日目ぐらいにとうとう起動しなくなってしまいました。
前述のとおり別のディスクに XP が入っているので、それほど慌てずに BIOS の設定を変えて XP から起動し直します。
ところが XP の起動時にもあの忌々しい"File record segment..."が現れました。
まぁ考えてみれば当たり前なのですが。

ウンザリするほど待たされた後ようやく XP が起動し、早速残りのバックアップを済ませます。
かなり読み込めないファイルがありましたが、重要なファイルは事前にバックアップを取ってあるので実害は非常に少なかったのが何よりでした。

一応換えの HDD も調達してきたのですが、不調の HDD には廃棄する前にやることがあります。
そうです。物理フォーマットです。
不調なのは Maxtor の2台ですが、今回は今までのように異音がしなかったので(死亡寸前の HDD はたいてい異音を発する)生き返る可能性大です。
物理フォーマットにはたくさんのソフトがありますが、今回は Maxtor 製ということで、Maxtor の Power Max というツールを使ってみることにしました。

MAXTOR のサイトに行き(http://www.maxtor.com/)、WORLD WIDE SUPPORT をクリックすると左側に SOFTWARE DOWNLOADS という文字があります。
そこをクリックすると Select A Software Download という画面が現れ、一番上に ATA Hard Drives という項目があり、Select Diagnostic に PowerMax があります。

早速落として起動フロッピー(CDも可能)を作成し、フロッピーから起動します。
対象の HDD を選択し Low Level Format (Full) を選んであとは終わるのを待つだけです。
私の場合、RAID 0 なので2台物理フォーマットをする必要がありました。
フォーマット後 Advanced Test (Full Read Scan) と Burn In Test をしてみましたが、何と2台とも全く異常なし!
うーん、買ってきた2台の250GB HDD はどうしよう?(笑)

そう言う訳でドライブ自体には全く異常がなかったのでした。
もちろんウィルス・チェックもしてみましたが、何も検出されませんでした。
あぁ、これからまた再インストールが待っているかと思うと気が重いです・・・

 

 

 

 

 

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