FMV が起動しない!

 
 
99年の秋頃から Fujitsu 製 FMV SIII20B の調子がおかしくなり、scandisk もSAFE MODE も効果なし。

まあ、調子にのってアプリをインストール、アンインストールしまくったせいなのかもしれませんが、どうもレジストリ絡みでシステムがおかしくなってしまったようです。

ド素人の私なりに悪戦苦闘してみましたが、とにかくやたらブルーバックの画面で「例外0Eが発生しましたとかいうメッセージが出まくって、ちょうどMac で言うと MacsBug の画面に落ちまくるのに似ています。

最初は通常起動で上記のエラーが出まくっていたのですが、そのうちSAFE MODE でも出まくるようになり、最後には「WINDOWS 保護エラーです」とかいうメッセージが例のDOS 特有の真っ黒な背景に白抜きの文字で表示されてENTER キーを押すとそのまま電源が落ちてしまう(!)ようになってしまいました。
何度 CTL+ALT+DEL キーで再起動しまくったことか...

とにかくMac OS のように多少なりとも勝手のわかったシステムならあれこれ手を打てるのですが、Windows は「超」ド素人のため手持ちの駒が少なすぎて何ともなりません。
何せDOS モード以外ではマトモに起動しないのですから、素人にはお手上げです。

(Mac のようにCD-ROM とか他のHDD とかMO 等から簡単に起動できるといいんですけど...)

で結局 XCOPY コマンドでとりあえず主要なファイルだけを他のHDD にバックアップして、FDISK コマンドとリカバリディスクでWindows 95を再インストールしました。

ところが、これで一件落着かと思いきやまだまだ先があるのです。
私のFMV SIII 20B のCPU はMMX Pentium/200MHz からAMD K6-2/400MHz に換装してあったのですが、クロック周波数の関係でユーティリティーソフトなしでは起動しないのです!

説明書を読むと「CPU を取り替える前にユーティリティーソフトを組み込んで下さい」と書いてあります。

何度か再起動してみましたが結局起動できず、DOS モードからフロッピーのそのソフトを起動しようと試みましたが「このプログラムはWINDOWS 上でしか走りません」と英語でメッセージが...

結局泣く泣くFMV の匡体の上に載っているディスプレイ切り替え器、Power Mac 8100 のキーボードとマウス、FMV 付属のステレオスピーカー、15インチディスプレイ、FMV のキーボードとマウス、その他こまごましたものを降ろして、匡体を開け、CPU をMMX 200MHz に戻して電源を入れてみるとようやく無事起動しました。

久々に安定したWIN95をさわってみて思うのは、Mac にしろWindows にしろ安定して動くOS というのはイイモノだなあ、ということです。(笑)

今回MMX の200MHzに戻してみて思ったのですが、800MHz クラスのCPU が出回り始めている今、ハッキリ言ってMMX Pentium の200MHz などというCPU はほとんどゴミ扱いですが、実際使ってみてこれはそれなりに速い必要にして十分なCPU です。
よほど重い処理(数十MB以上の画像ファイルの加工・処理とか、最新の3Dゲームとか、動画の加工・編集等)でもしない限りストレスは感じません。

ましてや大半のユーザーのようにインターネットとワープロ・表計算とデジカメの画像加工程度の使用であれば十分に速いです。

私の会社には最新のFMV があり、それにはPentium III の500MHz が載っていますが実際何に使っているのかと言うとワープロ・表計算が大半です。おそらくCPU の能力の半分も使っていないでしょう。
そうしたことを考えると昨今の高クロック戦争には考えさせられるものがあります。

 

 

 

 

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