私のメインマシンが大昔のオンボロ Mac であることは既に何度も述べているとおりですが、WWW
閲覧には Windows マシンを主に使っています。
Windows マシンも何台かあるのですが、一番マシなエプダイの pro2500 に Windows2000 と XP Pro を入れて、ほとんどは2000の方を使用しています。
先日いつものようにエプダイ・マシンの電源を入れると「Invalid system
disk. Replace the disk and then press any key.」とかいうメッセージが出て、指示通りキーを叩くと同じエラー・メッセージが延々と出続けて起動できない、ということがありました。
困った時の強制再起動は Mac と同じです。
そこで Ctrl + Alt + Del で再起動をかけると何事もなかったように Windows2000 が起動します。
「どうなってるんだ?」と不思議に思いながらその日はそれ以上何事も起こらなかったのでした。
ところが翌日もそのまた翌日も同様なことが起こりました。
こういう場合まったく起動しなくなるのは時間の問題なので、データが無事なうちに対処することにしました。
トラブル解決の鉄則は
1. 直前に加えた何らかの変更に注目
2. その情報を元にネット検索
です。
でまず1番ですが、私には一つ思い当たることがありました。
S社のアンチ・ウィルスソフトでディスク全てをチェックすると必ず青画面が出て勝手に再起動がかかるのですが、それを最近経験していたのです。
恐らくその再起動のせいでブート・レコードが壊れたのだろうと推測し、Google で「ブート・レコードの修復」で検索をかけると、「壊れたハードディスクブートブロックの修復
- NT系OSの修復コンソールを使う方法」というページがすぐに見つかりました。
そのページの指示に従って Windows2000 のインストール CD をドライブに入れて再起動をかけます。
DEL キーを押したまま起動して BIOS の画面を呼び出し、該当のドライブ(私のエプダイ・マシンには光学ドライブが3台内蔵されている)を最初に起動するように設定して再起動します。
私の場合 FastTrack の RAID0 コントローラーを使っているので、Windows2000
セットアップの最初の画面で「Press F6 if you need to install a third party SCSI or
RAID driver...」と出た時に素早く F6 キーを押さなければなりません。
毎度のことながら鬱陶しい仕様ですね。
何故他の画面のように選択制にしなかったのでしょう?
ボンヤリしていると先に画面が進んでしまい、RAID のディスクにアクセスできなくなって再度最初からやり直しになってしまいます。
で無事 F6 キーを押すのに成功すると、今度はドライバの入ったフロッピー・ディスクを要求されます。
以前作ったフロッピーが見当たらないので、別の Windows マシンでドライバを落としてディスク作成し、件のエプダイ・マシンのフロッピー・ドライブに突っ込んで
ENTER キーを押すと、おろ?再度ドライバの入ったディスクを入れて ENTER キーを押せとのメッセージが・・・
オリジナルのドライバ・ディスクを探し出して突っ込んでみますが、結果は同じ。
「?????どうなってんの?」
あきらめずに何度か ENTER キーを押すとようやく認識しました。
どうもドライブに埃がたまったか、ヘッドが汚れていたようです。
で何とか回復コンソールに辿り着き該当の RAID ドライブを指定すると、何と
Administrator のパスワードを要求されます!(当たり前か.....)
パスワードを入力して fixmbr コマンドで修復を試みます。
念のため chkdsk もかけて exit コマンドでコマンド・プロンプトの画面を抜けて再起動します。
恐らくこれで解決したと思われますが、何日かは様子を見なければならないでしょう。
(今回は XP の入ったディスクのブート・レコードは触らなかったので、ちょっと心配・・・)
しかし Mac では強制再起動を何十回(何百回かな?)と経験していますが、ブート・レコードが壊れたなんてことは一度もありません。(ただし、初期設定ファイルはよく壊れる)
AT 互換機ってデリケートなんでしょうか?
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