ディスクの容量について

知っている方も多いと思いますが、コンピュータ業界(と言うと語弊があるかな?)は容量の表示にセコい手を使っています。
容量と言うものは1,024で一つ上の単位に上がります。
8bit=1Byte
1,024Bytes=1KB(キロバイト)
1,024KB=1MB(メガバイト)
1,024MB=1GB(ギガバイト)

ところがディスク・メーカーは1,000で一つ上の単位に上がるように計算しているのです。
8bit=1Byte
1,000Bytes=1KB(キロバイト)
1,000KB=1MB(メガバイト)
1,000MB=1GB(ギガバイト)
こうすると見かけ上の容量が増えます。

例えば私は120GBの外付けUSB HDDを持っています。BUFFALO(旧メルコ)のDUB2-B120Gという製品で中身はWestern DigitalのWD1200ABというドライブです。
ところが他の120GBドライブと同様このWD1200ABも120GBまるまる使える訳ではありません。
Western Digitalは1MB=100万Bytes、1GB=10億Bytesと定義しています。(他社もほぼ同様)
WD1200ABは120,034MBですから、120,034*1000000=120,034,000,000(1,200億3,400万バイト)になります。これを「正しく」計算すると120,034,000,000Bytes/1,024=117220703.1KBとなり、117220703.1KB/1,024=114473.3MBとなり、114473.3MB/1,024=111.8GBとなります。
120GBと表示されていても実際には111.8GBしか使えない訳です。
(しかも実際にはOS・ファイルシステムが必要とする不可視の領域があるため、使える容量はさらに減ります)

 

 

 

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